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ポアント選びその後… [バレエ]

めでたく三度目のバレエ再開を果たしたのですが、新しく通う事になったお教室はポアントレッスンの少ないところでした。
おかげでかなりゆっくりと慣らす事ができたので、相変わらず両方履きながらどちらもそれなりに良いな〜などど暢気にしていました。
よく初心者は柔らかい方が良いとか固い方が良いとか言ったりして結局本当はどっち??という話を聞きますが、まさにそんな感じでした。固めのアールクラスは立つ時こそ少し大変ですがおかげで足が鍛えられ、立ってしまうと安定感があり靴が立っていてくれる状態で疲れる事は少ない感じです。サポートしていただいてプロムナードやアラベスクの長いバランスなどをしたときもいつまででも立っていられるような感じで“足が強い”と言っていただいたこともありますが、多分靴のおかげです。
一方柔らかめのギャンバは立つのは楽ですが、その分足の裏を柔らかく使って立つ練習になりますし、立っている時に靴に頼れないので身体を引き上げておく意識が強くなります。(今にして思うとアールクラスのときは立つ時にがんばって引き上げて、立ってしまうとお休みしていたのかもしれません[たらーっ(汗)]

それぞれの良さがあるのでどちらとも言えませんが、自分にとってははじめに固い方を履いていて良かったと思っています。特に一番はじめのアールクラスは今履いても辛い位だと思いますので、かなり筋力と根性がついた気がします。
ただ、全くの初めての方は何を履いても多分固いと感じると思いますので柔らかめ…といっても少なくともご自分の足よりも少しは固め位のものが良いのではないでしょうか?甲が出やすかったり柔らかかったりする方は危険でもありますし。

その後、アールクラスでは難しかった事がギャンバでは比較的楽にできてしまった事をきっかけにギャンバ中心になってしまいました。
楽をしてしまっているのかと気がとがめる部分もありますが、時々アールクラスを履いてからギャンバに履き替えるとまるでバレエシューズのように感じますので、そんな使い方も有りかなと思っています。

ポアント選び2 [バレエ]

諸処の事情からその時履いていたアールクラスが潰れないうちに新しい物をと探していましたがサイズが選べなくて(足が大きくて細くて)困っていました。

しかしミルバに細幅がある!との情報を入手して行ってまいりました。
お目当てのギャンバはサイズ7までXもNも揃っていて、試着の際立ってみることは出来ませんが試着専用の物の中に幸い7のXがあり好きなだけ立って体重を乗せることができました。
93と97どちらもありましたが結構ソールが柔らかくなっていたせいかそれほど差は感じませんでした。
97のみNもあったので試してみましたがさすがにきつくて無理でした。
贅沢を言えば7.5のNもはいてみたかったです(ちなみに7.5のXは弛かったです)が、今回試した中で一番しっくりきたギャンバ97サイズ7ワイズXを購入いたしました。

自宅に戻りアールクラスと履き比べてみると、現時点では甲乙つけがたい…というかタイプが全く違うのでアールクラスのサポート感と立った時の安定感、ギャンバの立ちやすさ扱いやすさみたいなものがそれぞれどちらも良いなと思いました。
そしてレッスンには両方持って行きアールクラスをメインにギャンバは慣らし程度に履いてみていたのですが、その頃再開後二度目の中断時期になってしまいどちらとも決定しないままバレエはしばらくお休みする事となってしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]。(私のバレエ暦は何とも切れ切れでして、子供の頃に約10年、大人になって再開して8ヶ月で半年中断、その後3年程で約
半年の二度目の中断を経て、現在2年弱続けられている所なのです。)

ポワントについてはまだ続くのですが、とりあえずここまでで思った事は自分に合うものがどこかにあるかもしれない、と思うといろいろと試してみたくなってしまうという方の気持ちがわかりました。
とりあえず足さえ入れば良い、サイズさえ合えば良いという風に思っていたのですが、それぞれ履きやすさ立ちやすさなど良さが違いなおかつサイズ選びに困らないならば、色々探してしまうだろうな、と。
私は今後もそんなに色々なものは選べないと思いますが、今回も自分に合ったと思えるものがぎりぎりで無いのではなく有ったのだから有り難い事だなあと思いました。

ポアント選び [バレエ]

大人になって再開した時は、まず以前履いていたコッペリアllのD幅サイズ26をそのまま履いていました。とりあえず足は入ったし、それ以上大きいサイズは無いと思っていたからです。
はじめのうちは頑張って履いていたのですが、段々時間が長くなってくると物凄く痛くなりしまいには履いただけで痛くなってしまいました。明らかにサイズが小さかったのですが、普段靴が小さめでも無理をして履いてしまう傾向にあったのでやってしまっていました。

先生にお聞きした所、どんなのでも大丈夫じゃない?とのお言葉をいただき新しい物を買う事にしたのですがその際参考にさせていただいたのがこちらの書籍の元になったHPです。

ポアント・フィッティング・ルーム―ピッタリなトウシューズの選び方

ポアント・フィッティング・ルーム―ピッタリなトウシューズの選び方

  • 作者: 諏訪 アンナ
  • 出版社/メーカー: 新生出版
  • 発売日: 2007/12
  • メディア: 単行本


こちらで初めて細幅という概念がある、と教えていただきました。
チャコットはサイズがない事がわかっていましたのでトーモンに行き、とりあえずサイズがあるものを色々履かせていただきましたが、最終的にアールクラスのEタイプサイズ41のワイズ2を買いました。ワイズ3と迷いましたが上記のHPの知識があったので、よりしっかりと足が包まれている感じのした方にしました。

レッスンで履いてみるととても調子が良く、サイズの合っているトゥーシューズとは、こんなにも快適なものかと驚きましたが、問題もありました。
潰れかけた古いトゥーシューズを履いていた足には随分と堅すぎたのです。ただ、足に合っていると言うことが嬉しくて、何とか頑張りました。その後も同じ物を何度か買い替え、ソールの固さも選べる事を知り、よりドゥミを通りやすいフレキシブルという物も出てだいぶはじめからはきやすくなりました。

しかし、また問題が出てきました、上記のHPに詳しく出ていますがアールクラスのワイズが変わってしまったのです。
結果サイズはそのままに、幅だけがワイズ1に細くなりました。また、何故かトゥールを多くした日は、小指の先が大きく丸く皮が剥けてしまうようになりました。テクニックの問題かなとも思いましたが、やはりそれだけではないでしょうし、かなりはきやすくなった頃にはプラットフォームが潰れてしまうという事が多かったので他のものを探す事にしました。

それまでに試してみた中でレペットのバヤデールとギャンバGPPも良いなと思っていたのですが、ギャンバGPPはもう製造していないとのことでサイズの在庫もなくレペットは幅なのかサイズのせいなのかどうもしっくりこなくて決め手に欠けて決めかねていました。
試しに履いてみたものをあげてみると、レペット、ギャンバ、グリシコ、ゲイナー、シルビア、ブロック、他にもあったかもしれませんが、とにかくサイズがあるものしか履けませんし、幅は普通幅しかなかったり小さければあるけれど…という感じで何でも試せると言う状況ではありませんでした。
何よりも、良いかなと思ったもので、もう一つサイズが上でワイズの細いのものが履いてみたくても存在しないというのはどうしようもなく取り寄せなければならないという悲しい結果でした。

細幅について [バレエ]

恥ずかしながら私は足が大きくて普段の靴をさがすのにも苦労しています。ですから、ポアントも自分の足にあったものをさがすのは至難の業でした。

普段の靴はサイズでいうと25センチをはいていましたが今でこそ25センチといえば割合と普通にあるサイズですが、私が子供の頃はそれほど多くはありませんでした。
その頃バレエ用品を買うところはチャコットしかありませんでしたので、トゥシューズもチャコット製でしたがサイズは26までしかなく、結構ぎりぎりだったのを覚えています。初めてトゥシューズを履いた頃は確か24.5センチの靴をはいていましたが、渋谷のチャコットで店員さんにこれ以上大きいサイズはありませんと言われ、ぎりぎり26センチのトゥシューズを買ってもらいました。24.5センチなのに26センチ?と思われるでしょうが、バレエシューズもトゥシューズも大体普段の靴+1センチくらいを履きます。プラス1センチどころか1.5センチなのにぎりぎりなのはおかしいですが、最近になってその理由がわかりました。
靴をオーダーした時に計ってもらったのですが、私の足は細幅でした。縦の長さに合わせるとぶかぶかで脱げてしまうため、実際のサイズよりも小さいものをいつも履いていて、フィットしたトゥシューズになると+1.5だったという訳です。

結局、そのときオーダーした靴は26センチのC幅ということになり、相変わらず靴を探すのは大変ですし、ポアントとなるとさらに深刻です。

バレエのこと [バレエ]

バレエは幼稚園の頃からはじめて思春期頃にはやめてしまったのですが、ずいぶん大人になってからまた再開しました。
バレエをやめている間にお茶をはじめたので、どちらも積算年数は同じ位、少しバレエが長いかな?という位です。バレエとお茶というと、正反対だと思われることもありますが、案外共通点もあるような気がしています。どちらも様式美といいますか、型を習って自分のものとし、その厳格な型は崩さないままさらに発展させていくという感じの所でしょうか。もっとも、その“型”を身につけることからして大変でお茶の先生の言葉をかりれば、「行きつ戻りつしながら徐々に身につけて行くもの」ですね。まさに三歩進んで二歩下がるの精神です。身につけるという感覚の大切さはお茶会や舞台の時に痛感します。そこでは、本当に身についたものしか出てきません。
そういえば、歌舞伎も好きですがこれも“型”の世界ですね。何にしろ、きちっと決まった型はかっこ良くて美しいです。
タグ:バレエ

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